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蒼穹のファフナー Right of Left感想

いや~、本当に素晴らしい物を見せて貰ってありがとう!、と素直に感動できました。思い返すとまたモニターが涙で滲んでくる、そんな切ないストーリーが見事に1時間の中に凝縮されています。

もうね、年末のロボット物特別番組同士だけど、(覚悟していたよりは)大分良かった程度の種運命とは比較してはいけないレベルの違いです。ホントお勧めです。

実は、特に情報を仕入れずに見始めたので、てっきり後日談だと思っていたら前日談でビックリしました。そして、本編のメインキャラは総士以外使わないで、新キャラと本編では活躍できなかったキャラ達だけで、ファフナーを知らなくても見られるしっかりとした物語を、しかも全滅ENDで組み立てた手腕はさすが冲方さんでした。

今、靖国参拝問題が色々言われていますが、我々が何気なく謳歌している平和がいかに貴重な物であるか、下手な反戦番組より余程胸に迫る物がありました。

とにかく絶賛の言葉しか思い浮かばない位、脚本を書いた冲方さんの引き出しの広さ、深さがよく分る作品でした。私程度の文章力ではうまく伝えることが出来ませんが、いくつか気になった点を上げてみます。

例えば、「あなたはそこにいますか?」
ファフナーを象徴するキャッチフレーズで、小説家らしく本編では様々な意味で使いましたが、それすらも使わない。いや正反対の言葉をただ一度だけ使ったか。

「そこにはもう、誰もいない」

そしてサブタイトルの「Right of Left」
公式HPによれば、「去る者の権利」とされていますが、私は彼らが残してくれた半年という平和の意味を考えると「先駆者達の遺産」と意訳しました。少々大げさかもしれませんが、僚達の犠牲なくして本編はありえなかったという想いから付けてみました。

RightもLeftも多種多様な意味のある単語なので、おそらくはもっと色々な意味が込められたタイトルだと思いますが、一つの参考になれば幸いです。

それから、angelaの歌がどちらも本当に素晴らしい。歌唱力もさることながら、間違いなく脚本を読んで書いた詞が物語とベストマッチして、より一層深い感動を呼び起こしてくれす。本当にこの作品に関わった全てのスタッフにありがとうと言いたい、そんな悲しくても素敵な物語でした。



・これでファフナーに興味を持った方への視聴アドバイス
お勧め視聴順は、ファフナーSP→本編1,2話→(小説)→12話以降です。
本編は脚本に冲方さんが参加する12話以前は、ハッキリ言って見る価値ありません。私も詰まらないと思って見ていない話がある、そこまではグダグダで出来の悪いエヴァクローンです。いやそれ以下か。

RoLで使った、犬の死に匹敵する反則技のはずだった病弱の美少女の死が、「打ち上げ花火」と揶揄される程無感動に描いたんだからなあ。翔子の死は、小説設定で描いていたら全く違う物になったはずなのに、本当に惜しい。

さすがに1話、2話だけは話を掴むために見た方が良いと思いますが、11話までは公式HPのあらすじだけ読めば十分。ついでに回覧板も読めばOKです。

そして12話から突然グダグダ感が無くなり、15話以降冲方さんの一人脚本になってからが真価です。圧倒的な物語の密度を楽しんでください。



それから小説も読みましたが、ホントこの設定で、脚本で見たかったなあというのが素直な感想です。小説の後書きを読んで感じた、まともに扱われずに殺されたキャラへの贖罪はこの特別編で十二分になされたと思うので、氏の次回作を期待しています。いやできれば、RoLと本編11話までを再構成した物を見たいけど、それは贅沢ですね。

ちなみに何故冲方さんが脚本を書くようになったのかは、氏の公式HPにある剣が峰日記を読むとよ~く分ります。おおおお(中略)俺が書く 書くべしかねば(゚Д、゚)
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第41話 そこにはもう、誰もいない

【蒼穹のファフナー Right of Left】見ました。もう感動の嵐どっかの脚本家さんと違って全滅END。俺がとことん語りたいところですが・・・。シンクロの小部屋↑もうね

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